【シドニー時事】オーストラリアのアボット首相は20日の記者会見で、ベトナムに輸出した豪州産の生きた牛が適切に処理されているか、調査する意向を表明した。牛が大型ハンマーで撲殺される写真を動物愛護団体が公開し、「残酷だ」と非難する声が上がっていた。 アボット首相は「何か問題が確認されたら、適切な措置を講じる」と約束。輸出停止を求める声もあるが、「それは最後の手段」と述べた。写真はベトナム北部の食肉処理場で撮影。ハンマーでの処理は現地では伝統的手法という。
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