川崎市幸区の有料老人ホーム「Sアミーユ川崎幸町」で入所者3人が相次ぎ転落死した事件で、うち丑沢民雄さん=当時(87)=を投げ落とした殺人容疑で逮捕された同ホームの元職員今井隼人容疑者(23)が、丑沢さん転落現場で第1発見者を装ったり、救命処置のようなしぐさをしたりしていたことが18日、捜査関係者への取材で分かった。 3人目の転落死の現場でも同様に「救命活動」のような動作をしていたのが目撃されていた。神奈川県警は転落事件前後の同容疑者の行動を詳しく調べ、入所者殺害に至る経緯や動機など全容解明を急ぐ。
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