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歌舞伎俳優市川染五郎(42)が4日(日本時間5日)、米ラスベガスの高級ホテル、ベラージオで会見し、今年8月、ベラージオの噴水を使って歌舞伎「鯉つかみ」を演じることなどを発表した。歌舞伎のラスベガス公演は初めてで、噴水を使って俳優が演技をするのも初めてだ。 鯉(こい)の精と水中で格闘する「鯉つかみ」は、本物の水を使ったダイナミックさが見どころ。ベラージオは、映画「オーシャンズ11」のラストシーンでも知られ、噴水の中に特設舞台を設け、音楽と視覚効果も加わった壮大なショーにするという。「興奮しています。日本の底力、歌舞伎の底力をお見せしたいです」。会見後にはお練りと鏡開きを行った。 「KABUKI Spectacle -Koi Tsukami-Fight with a Carp」と題した同公演は無料ショーで、8月14~16日に開催。来年5月にラスベガスで開催される「ジャパン・カブキ・フェスティバル」もPRする。