森光子さん偲ぶ会に各界1000人

２０１２年１１月に死去した女優、森光子さん（享年９２）をしのぶ会が７日、東京・内幸町の帝国ホテルで初めて開かれ、約１０００人が出席した。芸能関係者にとどまらず、野球界からソフトバンクの王貞治球団会長（７４）や日米で活躍した野茂英雄氏（４６）も出席。王氏は「森さんは永遠の天女」とたたえ、野茂氏は「いまだに亡くなったとは思っていない」としのんだ。 森さんが亡くなって初めて開かれた「しのぶ会」。王氏、野茂氏、プロゴルファーの青木功（７２）らスポーツ界の大物も姿を見せ、森さんの幅広い交友関係が浮き彫りとなった。 関係者によると、森さんはアンチ巨人だったが、王氏と長嶋茂雄終身名誉監督（７９）だけは別格だったという。 王氏は現役時代から４０年以上にわたり親交があり、１２年１２月に営まれた森さんの本葬では弔辞を読み上げた。「区切りのときにお花をいつもいただき、お食事にも誘ってもらっていたが、仕事柄もあり不器用な男ですので…」と食事などに十分付き合えなかったことを詫びるように漏らし、「選手を辞め、福岡で監督を務めていたときに『よく決断して福岡に行った。男として決めた以上、頑張って』と言われました」と明かした。 ...