経営再建中のシャープが、資本金を現在の1200億円強から1億円に減らす方向で検討していることが9日、わかった。累積損失を一掃するほか、税制上の優遇措置を受けることで収益の改善につなげたい考えだ。主力取引銀行も減資を了承する。資本金を減らすことで「中小企業」と見なされ、法人税を軽減する特例措置が受けられるほか、企業規模に応じて課される外形標準課税も適用されなくなる。ただ、世界展開する企業が大幅に減資…
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