木更津市は9日、平成23〜27年度に、市民24人に対して誤った額の個人市・県民税を課税していたと発表した。このうち18人については計約164万円多く、残りの6人は計約34万円不足していた。 市によると、申請者の誤記入のチェック不足や、データの入力ミスなどが原因としている。課税システムの確認作業中に発覚したもので、国民健康保険税や後期高齢者医療保険料でも本来より多く課税するなどの影響が出ている。 市は10日から対象の市民に謝罪や説明を行い、差額分の返還や追加徴収を行う。同市の渡辺芳邦市長は「ご迷惑をかけたみなさまに深くおわび申し上げる。複数人による全件チェックを徹底するとともに、課税業務の重要性を全担当職員に再認識させる」とのコメントを発表した。...
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