7日午前の東京債券市場では、長期金利の指標となる新発10年物国債の流通利回りが一時、前営業日に比べ0.070%高い0.430%に上昇(債券価格は下落)した。3月11日以来ほぼ2カ月ぶりの高い水準。 6日の欧米市場で長期金利が大幅上昇したことを受け、日本国債を売る動きが強まった。市場では「世界的に国債相場の変動幅が大きくなっており、目先は不安定な状態が続く」(国内証券)との見方が出ている。
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