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安倍晋三首相は10日夜、オバマ米大統領の広島訪問が決まったことを受け、首相官邸で記者団に「心から歓迎する。大統領が広島を訪問し、被爆の実相に触れ、思いを世界に発信することが、核兵器のない世界に向けて大きな力になる」と意義を強調した。その上で「その世界を実現するために、大統領とともに全力を尽くしたい」と語った。 首相は「唯一の戦争被爆国の首相と、世界で唯一核兵器を使用した国の指導者が、共に哀悼の誠をささげることが、被爆の犠牲になった方、今も苦しむ方の思いに応えるものだ」と指摘。大統領による原爆投下への謝罪は必要ないとの認識を示した。